佐久間友吾のしくじり先生!不思議な人生物語。

今までの人生を通して学んだことを伝える。生き方、考え方、心の使い方、仕事、借金、恋愛、健康、ダイエット、霊体験、あなたにもきっと役に立つであろう波瀾万丈なノンフィクションストーリー

(11話)マラソン大会での珍事件(小学生編)

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小3の頃、学校行事のマラソン大会があった。
俺は朝から気合入りまくり

なぜなら10位以内に入れば親が好きなもの買ってくれるというからだ!

朝から納豆と目玉焼き、ウインナーで飯を三杯おかわりして準備万端!

行ってきまーす!

と、威勢よく学校へ向かった。

教室で体操服に着替えて・・・

ん?

ハーパンがゆるゆるで落ちてしまうじゃねーか!

ゆるゆるどころじゃ無い!ハーパンのゴムがない!

父親のトランクス(パンツ)位のデカさになっていた。

手で押さえないとスポンとハーパンが落ちて
純白のブリーフが丸出しになってしまう!

こりゃまずい・・・

変な冷や汗が出て来た・・・

チャイムが鳴り生徒一同はグラウンドへ向かった。

俺は教室で1人残り数秒立ち止まった。
具合悪いから出るのやめようかなと一瞬頭によぎった。

だけどチャイムが鳴る前まで友達等に10位以内に入ればゲーム買って貰えるんだー!

と威勢よく言っていたし

ゲームも欲しい。

しかたなく俺はハーパンの余白を両サイド握りこぶしで掴みながらグラウンドへ向かった。

全校生徒が集まり

毎度謎の校長先生と来賓の挨拶を長々と聞かされ

準備体操が始まり、この時も変な格好でハーパンがずれ落ちないように上手く手や肘を使いながらこなした。

何回かずれ落ちたが誰も氣がついてない。

こんの友達等にバレたらバカにされるに間違いない・・・

なんとかスタート地点に立ち

ヨーイ

ドン!

先頭よりちょっと後ろについて氣を使いながら
腕を振って走る事出来ず

腰の脇に拳を握りながら

まるで、ドリフターズ仲本工事が体操選手の格好をして小走りで登場するような格好で

走り続けた。

走りだしたらもう頭の中は何のゲームを買って貰おうかでいっぱいで

懸命に走り続けた

物に釣られると本領を発揮するタイプなので

先頭組からちょっと離れてはいたけど
折り返し地点の人数を数え

お!これは10位以内に行けるぞ!

ウォーッと

無我夢中に走り続け

見事8位でゴール!

やったー!

とゴールテープを通過する瞬間
喜びのあまりにバンザイをしてしまった俺は
ハーパンが足元まで落ちて

純白のブリーフ丸出しを全校生徒と父兄、先生に見られ爆笑された・・・

家帰って母親にブチ切れた!
何で体操服のハーパンゴムねーんだよ?怒

母親はゴメンと言いながら涙流して大笑いしていた。

今思うと母ちゃん絶対わざとやっただろ?笑

しといや!